横綱土俵入り 勝手にランキング
さて横綱と言えば、土俵入りがやはり思い起こされます。
様式美も重んじる、相撲ならではの光景です。
右手を広げ左手は胸の雲竜型、両手を広げる不知火型。
歴史的背景は複雑なのでその成り立ちについての説明は省略しますが、それぞれに趣があり、また横綱によってその表現は様々です。
今回は、そんな横綱土俵入りを勝手にランキング付けしようと思います!
あまりにも昔の横綱たちはその土俵入りの型が今と違うので、今回は35代横綱双葉山以降を対象にします!
では、大大大発表していきます!!!
- 10位 第57代横綱 三重ノ海
- 9位 第51代横綱 玉の海
- 8位 第43代横綱 吉葉山
- 7位 第62代横綱 大乃国
- 6位 第64代横綱 曙
- 5位 第66代横綱 三代目若乃花
- 4位 第35代横綱 双葉山
- 3位 第36代横綱 羽黒山
- 2位 第59代横綱 隆の里
- 1位 第58代横綱 千代の富士
10位 第57代横綱 三重ノ海
この横綱のせり上がりの時の姿勢は綺麗だと思います。
21分33秒頃からです。
9位 第51代横綱 玉の海
若くして、そして全盛期に亡くなられたことが残念でなりません。
19分47秒頃からです。
四股がとても美しいです。
北の富士さんの現役時代も見れますよ!
8位 第43代横綱 吉葉山
高齢横綱です。
横綱としての優勝は果たせませんでした。
不知火型の土俵入りは力感に溢れます。
鏡里が出てきてすみません( ´艸`)
47分56秒頃からです。
7位 第62代横綱 大乃国
体はあまり好きではありませんでした。
胸がたるみがちょっと強いかな(;´・ω・)
でも、せり上がりは美しいと思います。
良い動画見つかりませんでした。
6位 第64代横綱 曙
どうしても日本人は日本人びいきしてしまうので悪役になりがちな横綱だったと思います。
何と言っても同時期に若貴兄弟がいたことが大きいでしょう。
あの大きな体に体が二回り小さい力士が挑むのですから。
四股は正直言ってもうちょっと何とかならなかったのかと思いますが、土俵入りの論評でよく言われている様にせり上がりはあの体の大きさを生かした美しさがあると思います。
5位 第66代横綱 三代目若乃花
小兵力士の不知火型はキビキビとしていて見ていてスカッとします。
力強さという点では劣りますし、四股もそこまで高く上がる力士ではありませんでしたが、若乃花の不知火型を見るのを楽しみに、当時テレビの相撲中継を見ていました。
短命に終わるなど横綱としては不本意な成績が続いたのは一ファンとしてもとても悔しい思いでした。
解説が英語です笑
4位 第35代横綱 双葉山
異論もあるかと思いますが、この順位です。
なぜなら、自分が不知火型の土俵入りが好きなので、雲竜型は必然的に順位が下がってしまうのです笑
完全なバイアスがかかっています。
でも、その流れるような所作は本当に美しいです。
常陸山や梅ヶ谷の土俵入りは今と所作が違うので、現在の雲竜型雲竜型土俵入りの所作は双葉山や玉錦の型が基本と思われます。
とっても貴重なので皆さんにカラー映像をお届けします。
3位 第36代横綱 羽黒山
戦中戦後の横綱です。
引退後は立浪一門の総帥として、また立浪部屋の師匠として名力士を数々育てました。
現役中は双葉山全盛期、年二場所制のため優勝回数は7回の留まりましたが、現在の6場所制なら20回以上の優勝をしていてもおかしくなくらいだと思います。
その筋骨隆々の体は白黒ビデオであっても、迫力や力強さが伝わってきます。
不知火型の土俵入りです。
今の不知火型は羽黒山の型が基本と思われます。
2位 第59代横綱 隆の里
不知火型の土俵入りです。
今話題の稀勢の里の前師匠ですね。
横綱としては短命でしたが、横綱土俵入りは本当に力強さを感じました。
ポパイと表されたあの盛り上がった僧帽筋。
ぐわーと大地を引き起こすようなせり上がりがとても好きです。
2分8秒頃から土俵入りです。
この様にばっと両手を広げないと不知火型の迫力が損なわれます。
右手出して左手出してではちょっとイマイチです。
1位 第58代横綱 千代の富士
これは言わずもがなですね!
お亡くなりになられたことが本当に残念です。
もう10年以上前でしょうか、九重部屋のパーティーに一度だけ参加したことがあります。
現役を退かれてから既に10年以上経過していましたが、そのオーラはやはり波の力士とは違いました。
あの筋骨隆々とした体、天高くまで上がる四股。
そして、せり上がりの時の表情。とても厳しい表情なのですが、横綱の威厳を感じさせる荘厳な土俵入りです。
本当にかっこよいです!
動画はyou tubeよりお借りしております。
以上、勝手に横綱土俵入りランキングでした~!