僕は明日、昨日のきみとデートする
いきなり画像から入りました。
ここ数年間で観た映画ランキングトップ10に僕的には入る作品でした。
この作品を知ったのは映画よりずっと前の話で、偶然本屋さんで見かけたんです。
基本小説等買う時には(滅多に買わないですが笑)、前情報なしで行くのでタイトルとかジャケ買いするタイプです。
この本はもうビビっと来ました。
松田聖子ばりです😎
簡単に言うと時間軸が真逆の2人が、出逢ってから別れるまでの話なんですが、色々伏線が張ってあり、その一つ一つが露わになる毎に切なく感動するストーリーです。
元々がライトノベルなので、文章が難しかったり、理解するために何度も読み直すなどは不要で、話はすんなり理解できます。
センター試験の国語で120点しか取れなかった僕でもよく分かりました。
この話は男=主人公目線で話が進んで行くのですが、ヒロイン=女目線を想像すると本当にグッと来ます。想いを馳せる、でも、絶対にこの時間が過ぎると交わることがない。
思い出して書くだけで心がキュンと切なくなってきます。
ヒロインは、明日になると自分のことをドンドン知らなくなる主人公と会わなくてはならないわけです。
積み重ねてきたはずの想い出はなかったことにして会わなければならないのです。
そして、自分にとって主人公と会うことができる最期の日は、主人公にとっては最初の日。お別れしなくてはならないはずなのに、自己紹介しなくてはならない。
両想いなのに、こんなすれ違いってあって良いんですか?
主演のお二人もこの映画の雰囲気に本当にピッタリでした。
仮面ライダーフォーゼの頃のリーゼントは無くなりましたが、福士蒼汰君のあの爽やかなイケメンぶりは同性から見てもカッコ良いですし、羨ましいことこの上ありません。
ヒロイン役の小松菜奈さんも、物憂げな影に隠れた哀しさがピタッと来るお芝居でした。
バックナンバーの主題歌もこの映画をより引き立てていて良かっです!
僕の男友達は一人で観に行って一人で泣いてしまったそうです。僕も一人鑑賞でした😝
完全にネタバレ満載になってしまっていますが、君の名はと同レベルの面白さだと僕は思います。
また、この作者さんが書いているライトノベルがいくつかありますが、それらもとっても面白いです!
少しでも興味持たれた方は映画でも小説版でも是非ご覧下さいね!